お口の健康ってそんなに大事なんだ!って話
手術・入院を通じて口腔衛生(お口の健康)がめちゃめちゃ大事だと知りました。
人の体は麻酔で眠っている間に唾液の分泌が低下し、雑菌が増えやすくなるそうです。なので歯ぐきをマッサージすることで唾液を出し、口の中を清潔な状態に保つ指導がされました。肺の病気、手術なのに歯科衛生士から指導を受けるんです。バイキンが気管支や肺に入り込むのを防ぐためにしっかりとした口内衛生管理をするんです。そんなこと知らなかったので、「へぇ〜〜〜!!」って感じでした。
歯ぐきのマッサージのほかに、(唾液に近い成分の)マウススプレーを毎日数回シュッシュすることを指示されます。歯ぐきのマッサージ用のブラシを売店で買わされました。1,500円くらいする高価なものだった気がします。毛先が極細で歯ぐきを傷つけないように柔らかいナイロンの毛でできています。
歯ぐきマッサージには胃の活動を促す目的もあるそうです。「食べることは生きること」と言いますが、術後の体力回復はとにかく食べて栄養を摂ることだそうです。口内を刺激しないと胃は働らかず、食欲も出ないため結果として回復が遅れるのだそうです。実際、手術翌日は体力低下が優って食欲がわかなかったのですが、言われたように歯ぐきマッサージをすることで徐々に腹が減ってきた気がしました。人の体って本当によく出来ているというか、ちゃんと食べて生きるようにセンサーが仕込まれているんですね。
なので健康体の方も、歯の健康と口内衛生管理はぜひ意識されると良いと思います。