肺がん手術後の入院生活
肺がん手術をして集中治療室から外科病棟に移動したのですが、あらかじめ入院費用が一番安い4人部屋をお願いしていました。私が入院した病院は個室の差額が3万円以上(1日あたり)と高くつくので一番安い相部屋で十分と判断。違いは部屋にシャワーやトイレ、洗面所があって他の入院患者と鉢合わせることがないのは良いですが、それに対して1日3万円はもったいないのでね。
ですが結論から言うと全く不自由はなかったです。コロナ禍という特殊な状況下のため患者以外の入室が認められていないこともあり、話し声が気になることはありませんでした。コロナ以前だと付き添いの人がいて話もするでしょうから、また違ったとは思いますが、そういう点では幸いしました。ま、他人の寝言やいびきで安眠を阻害されることはありますので、耳栓やイヤホンがあると安心です。私は両方持っていきました。
そうして相部屋での入院生活が始まりました。術後だいたい1週間くらいで退院と聞いていましたが、wifiもなくテレビも有料(1時間100円程度)なのできっと暇を持て余すと思い、wifiルーターをレンタルして持ち込みました。携帯の契約は一番安い通信契約にしているので、入院期間通常接続してAmazon PrimeビデオやYoutubeを見ていたら数万円の支出になっちゃいますからね。ルーターレンタルが6,000円くらいしましたがキャリアの通信料金に比べたら安いもんです。
そのほか、入院にあたって準備したものを紹介します。私は以下のものを持っていきました。病院着とバスタオルは「入院セット」を利用しました。
携帯の充電器(これを忘れると致命的)
wifiルーター(サブスクで音楽聴いたり、動画視聴が好きな人は必須です)
延長コード(あると何かと便利。)
イヤホン(寝ちゃうのでワイヤレスの方が便利)
耳栓(相部屋なら特に)
使い捨てマスク(多い目に)
電動シェーバー(口周りを清潔にするため)
室内ばき(滑りにくく、かかとのあるものがGood。濡れた床で滑るといけないので)
パンツ(入院日数分プラスαあると安心。こまめに洗濯なんてしんどいです。通販の安物で十分。捨てて帰るつもりでよし。)
シャワータオル(体を洗うタオル。点滴の針や管などが付いたままシャワーする場合もあるので、スポンジよりタオル型の方が洗いやすいと思います。)
シャンプー等(ボディーソープやシャンプー。低刺激のものがいいと思います)
帰りの着替え(靴下、肌着。ズボンやシャツは入院時のものを来て帰ります。)
前開きパーカー(冬は肌寒い時にちょっと羽織る)
ノート、ペン(日記的なものを書いていると気が紛れます)
s字フック(2、3個あるとカバンやレジ袋などをベッド脇に引っ掛けておけて便利です)
ウェットティッシュ(除菌タイプ。テーブルを拭くのにあると便利です。)
ペーパータオル(コップや箸、スプーンなどを洗ったときに拭くため。)
コップ、割り箸、フォーク、スプーンなど(病院では提供しないのが普通みたいです)
歯ブラシセット
リップクリーム(エアコンで乾燥します)
エコバッグ(ちょっと院内売店行くときに便利)
ゴミ袋(汚れ物入れて持って帰る用)
要扶養は人によりけりですが、大体こんな感じではないでしょうか?
このような準備により、割と快適に入院生活を送ることができたのでした。